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遺品整理はいつから始める?手順と相続で注意したいこと

執筆・監修:売れるかな?図鑑 編集部

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親や家族が亡くなったあと、「遺品整理はいつから始めればいいの?」と迷う方は多いと思います。 結論からいうと、遺品整理を始める時期に法律上の決まりはありません。ただし、相続の手続きとの関係には注意が必要です。

この記事は一般的な情報です。相続や税金の判断は、弁護士・司法書士・税理士などの専門家にご相談ください。

遺品整理を始めるタイミングの考え方

タイミング 向いているケース
葬儀の後すぐ 賃貸住宅で、退去の期限が迫っている
四十九日の前後 親族が集まる機会に、形見分けもあわせて進めたい
相続の方針が決まってから 相続放棄を考えている、相続人どうしで話し合いが必要
気持ちが落ち着いてから 急ぐ事情がなく、ゆっくり向き合いたい

遺品整理の前に知っておきたい期限

遺品整理そのものに期限はありませんが、相続には期限のある手続きがあります。

手続き 期限
相続放棄 自己のために相続の開始があったことを知ったときから3か月以内
準確定申告 相続の開始があったことを知った日の翌日から4か月以内
相続税の申告 被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10か月以内

出典:裁判所 相続の放棄の申述、国税庁 準確定申告、国税庁 相続税の申告と納税。2026年10月8日確認。

相続放棄を考えているなら、遺品の処分は慎重に

民法921条では、相続人が相続財産の全部または一部を処分したときは、単純承認をしたものとみなすと定められています。 遺品を売ったり捨てたりすると、相続放棄ができなくなるおそれがあります。

借金などがあって相続放棄を考えている場合は、遺品整理を始める前に専門家に相談しましょう。

出典:民法 第921条(e-Gov法令検索)。2026年10月8日確認。

遺品整理の手順

1. 家族・親族で話し合う

誰が中心になって進めるか、形見分けの希望、費用の負担を決めます。

2. 貴重品・重要書類を探す

通帳・印鑑・権利証・保険証券・遺言書などを、処分を始める前に探し出します。

3. 「残す・売る・処分する」に分ける

迷う物は無理に決めず、「保留」の箱を作っておくと作業が進みます。

4. 売れる物は査定に出す

着物・切手・古銭・貴金属などは、自分で判断せずに査定に出しましょう。 捨てる前に確認したい「売れるかもしれない物」チェックリストも参考にしてください。

5. 残りを片付ける

量が多い場合は、遺品整理業者への依頼も検討します。 業者選びは遺品整理業者の選び方と費用の考え方で解説しています。

やってはいけないこと

  • 相続放棄を考えているのに、遺品を売ったり処分したりする
  • 家族に相談せずに、形見になりそうな物を処分する
  • 無許可の回収業者に廃棄物の処分を頼む:家庭の廃棄物の回収には、市区町村の「一般廃棄物処理業許可」や委託が必要です

出典:環境省「廃棄物の処分に『無許可』の回収業者を利用しないでください!」。2026年10月8日確認。

実家全体の片付けについては実家じまいの進め方もあわせてご覧ください。

まとめ

遺品整理を始める時期に決まりはありません。家族の気持ちや住まいの事情に合わせて進めましょう。 ただし、相続放棄を考えている場合は、遺品を処分する前に専門家へ相談することが大切です。

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よくある質問

四十九日の前に遺品整理をしてもいいですか?

法律上の決まりはありません。家族の気持ちが落ち着いてから進めたり、親族が集まる機会に合わせて形見分けをしたりする方法があります。ただし、相続放棄を考えている場合は、遺品を処分する前に専門家に相談しましょう。

賃貸住宅に住んでいた親の遺品整理はいつまでに終える必要がありますか?

契約内容によって異なります。家賃が発生し続けるため、早めに大家さんや管理会社に連絡して、退去の期限を確認しましょう。